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カテゴリー別アーカイブ: 秋
フユワラビ(冬蕨)
孫と山歩きを楽しんでいたら、ふかふかの落ち葉の中で数珠のフユワラビに出会った。生き生きした深緑の葉、そのわきから10~20cmほどに伸びた胞子葉 が金色に色づき、孫の手のひらほどに開いていた。シダ類の一種で、秋から冬にかけて生育する。ワラビとはまるで別ものだ。寒蕨、花蕨などとも呼ぶ。
ツワブキ(石蕗)
つやのある大きな葉、長く伸ばした茎の先には鮮やかな黄色い花。ツワブキはちょっと目立ちたがり屋さんだ。とはいえ、古い石段や池のほとりなどで出会う と、心を和ませてくれるし、元気をもらえる気がする。キク科の多年草。花の少ない初冬に咲き、葉も美しいことから庭に植える家も多い。斑入りや、縮れた葉 のものもある。花言葉は「謙虚」。
イヌタデ(犬蓼)
秋の深まりにつれ、赤味を増していくイヌタデの花は、数多いタデの仲間でも最も見栄えがする。女の子がままごと遊びで赤飯にしたことから「赤のまんま」と も呼ぶ。この方が何となく親しみやすい。余談だが、「蓼食う虫も好き好き」はヤナギタデからきた言葉。葉っぱが辛いのに、それを食べる虫もいる・・・人の 好みもさまざま、のたとえ。
オケラ(蒼朮)
秋の光はどこか優しい。そんな光を浴びながら、ひっそりと咲いているのがオケラだ。小さなわた帽子をかぶったような花は地味だが、どこか野趣を感じさせて いい。日当たりの良い山地に自生し、高さは50cm前後。春、古い根から出る若苗は白い毛に包まれて実にきれいで、山菜としても人気がある。ドライフラ ワーにすると年中楽しめる。ウケラともいう。
ミズヒキ(水引)
ミズヒキが、長く伸ばしたひげに真っ赤な小花をいっぱいつけ、秋の日差しを楽しんでいる。その姿が、進物などを結ぶ赤い水引に似ていることから命名された らしい。ゴマ粒ほどの小さな花だが、開いてくると上下が紅白に染め分けられていて驚いた。観賞用に庭に植える家も多い。花が白一色のものはギンミズヒキ (銀水引)と呼ぶ。
ツユクサ(露草)
道ばたの草むらで、青い小さなサングラスをかけたようなツユクサの花が、何か話しかけたそうにしている。日の出と共に咲き、昼ごろにはしぼんでしまう。ま るで朝露のようにはかない花の命だ。だが、色鮮やかなため、古くから布を染めるのに使われている。葉っぱも若葉は食用のほか、乾燥させて利尿剤にもなるそうだ。
チャ(茶)
秋から冬へと季節が変わるころ、茶の花が盛りを迎える。サザンカ、ツバキと同類だが、そんな華やかさはない。うつむきかげんに咲く、白い小さな花は「わ び」「さび」を感じさせ、古くから茶人に喜ばれたのもうなずける。子供のころに比べると、茶の木のある家が減り、花を知らない人も増えてきた。
リンドウ(竜胆)
10~50cmほどの草丈に青紫色の筒状の花を数個つける。花の色がなんとも美しい。その花の色を「こむらさき」と呼ぶと知ったのは島倉千代子の『りんど う峠』からだった。10月になるとわが家の庭でも100本を超えるリンドウが次々と咲いて楽しませてくれる。花は日が当たると開き、夕方や曇ってくると閉 じてしまうのが特徴だ。
ヨメナ(嫁菜)
“野菊”と呼ばれる種類は多いが、その中でも代表的な花といえる。キク科の多年草。野山やあぜ、道ばたに広く自生し、湿気を好む。春の若芽をゆでて食べる とうまいとの評判だが、残念ながらまだ試してみたことがない。「嫁菜」の名は、花が嫁のように美しい、として付けられたそうだ。勝手な憶測だが、きっと上 品なお嫁さんだったに違いない。