チガヤ(茅萱)

長さ10cmほどの白い穂が一面に密集し、風になびく光景は初夏の風物詩だ。野焼きした土手など日当たりのよいところに多い。茅花(つばな)と呼ばれる花穂には甘みがあり、子どもたちがよく食べたものだ。昔から詩歌によく詠まれ、根茎は薬に、穂は火打石から火を移す火口(ほくち)に使ったらしい。

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