木の幹、石垣、家の軒先などでよく見る着生のシダで、軒忍(のきしのぶ)と呼ぶことも多い。水分や養分の乏しい場所で根を張り、年中青々と元気だ。そのため古くは事無(ことなし)草とか何時迄(いつまで)草などと呼ばれ、葉を帽子に差して無事を祈ったりしたらしい。葉裏に胞子が並び、別名は「八目蘭(やつめらん)」。(20160211りびえーる掲載)
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