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カテゴリー別アーカイブ: 夏
ササユリ(笹百合)
ちまき用の笹を採りに行くと、 毎年同じところに大輪のユリが咲いていた。背筋をぴんと伸ばし。優雅に咲いている姿は、花言葉の「清浄」「上品」そのものだ。日本を代表する花で西日本に はこの花をシンボルマークにしている自治体も多い。葉が笹に似ていることからこの名がついたが、「さゆり」の呼び名も。香りもまたすばらしい。
クズ(葛)
木によじ登り、地をはい回っているクズ。広く大きな葉に隠れるようにして紅紫色の花をつけている。まるで藤の花を逆さにしたようで、下から上へと咲き上が る。わがもの顔で伸びるため、やっかいもの扱いされるが、古くから根で葛粉をつくったほか、つるで稲はでを結んだり、皮で布を織ったり、と広く利用されて きた。秋の七草の一つ。
オミナエシ(女郎花)
セミの声を聞きながら、オミナエシがのんびりと体を揺らしている。てっぺんの黄色い小花のかんざしが重たいのだろうか…。草の中で咲いている姿は、どこか 繊細で、女らしい。秋の七草の一つ。盆花として古くから親しまれ、「粟花」とも呼ばれる。形がそっくりで花が白く、茎に毛があるのはオトコエシ(男郎 花)。
ヘクソカズラ(屁糞葛)
だれが名付けたのか、いくらなんでもヘクソカズラはかわいそうだ。茎や葉のいやなにおいからついたらしい。つるを手当たり次第にからませ、1cmほどのか わいい花が、葉っぱを日傘にして踊っている。筒形の花は外側は白、内側は赤紫。形が灸のもぐさに似ていることから「灸花」の呼び名もある。小さな花には ぴったりだと思うのだが…。
ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)
剣のような細長い葉の間から、赤みがかったオレンジ色の花をのぞかせている。日陰の草むらで群生しているのが多いのは、暑い日差しを避けるための知恵だろ うか。てっきり日本産と思い込んでいたが、南アフリカ原産で、名前が「モントブレチア」だと分かったときは意外だった。丈夫で繁殖力も旺盛。切り花として も好まれ、庭で育てる家も珍しくない。
ネジバナ(捩花)
毎年、この花を見つけると、ああ夏がきたな、と思う。小さくて、ねじれたように咲く花は、ちょっぴりすねた少女の姿を連想させてかわいい。花穂の形からつ いた名前だが、「モジズリ」「モジバナ」の別名もある。鉢植えにしても、背を伸ばしながら、らせん階段を駆け上がるように咲くピンクの小花の様子が眺めら れて楽しい。白や淡い緑色の花もある。
ドクダミ
白い十字の花の真ん中に黄色の花穂。どんよりとした梅雨空の下で、ドクダミの花が勢いよく咲いている。葉や茎に独特のにおいがあり、嫌う人もいるが、趣き のある花は強い生命力を感じさせる。そういえば、古くから薬草として広く使われ「十薬」の別名も。何歳ごろだったか、母から丸めた葉を鼻の中に詰めても らった思い出がある。
ワレモコウ(吾亦紅)
まだ残暑がきびしいというのに、ワレモコウが草の中から背伸びしながら秋の訪れを告げている。細長い枝先に、小指の先ほどの暗紅色の花穂をつけ、風に揺れ ている。子どものころによく食べた桑の実にそっくりだ。秋を代表する野の花で、日当たりのよい高原などに自生する。寂しげで、落ち着いた風情があってい い。
エノコログサ(狗尾草)
どこに出掛けてもエノコログサが頭を深々と下げ、優しく迎えてくれる。名前からしてかわいらしい。花穂が子犬のしっぽに似ているところからこの名が付い た。また、花穂で猫をじゃれさせて遊ぶことから「ネコジャラシ」の別名でも親しまれている。小学生のころ、下校途中にいつもこの草を持ち歩き、いろんなわ るさをしたのがなつかしい。
オニユリ(鬼百合)
猛暑の中でオニユリが悠然と咲いている。朱赤色の花びらをくるりと反り返らせ、長い蕊を踊らせている姿は少々派手だが、真夏にはぴったりだ。小さいころ、 盆の花としてオミナエシ、キキョウなどと一緒に花摘みに走り回ったものだ。球根は茶わん蒸しに使ったりする。天蓋百合の呼び名もあるが、雲南地方では 「ガーラ」ともいう。
カワラナデシコ(河原撫子)
庭一面に広がったカワラナデシコが花を楽しませてくれる季節になった。「撫子」の呼び名は、なでてやりたい子どもように花がかわいらしいから。とにかくき れいで、愛らしくて、初々しい。そういえば、昔から日本の女性を「大和撫子」と呼んでほめたものだ。最近あまり聞かなくなったのはなぜだろう。秋の七草の 一つ。
ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオが咲き出すともう夏だ。この花は、なぜかゆかた姿の女性を連想させる。清楚で、か弱いイメージだが、それでいて周りをぱっと明るくしてくれる。ど こにでも生え、草や木にしっかりと巻きつく。次々と淡いピンクの花をつけ、長い間楽しませてくれるのがうれしい。ヒルガオ科の植物は何と世界に1200種 もあるらしい。